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地域医療との連携
京都第一赤十字病院エントランス

地域医療連携とは?

当院は地域の診療所の先生方との連携を大切にいたします。

『かかりつけ医』をお持ちください。

厚生労働省は、医療機関の機能に基づいた役割分担を明確にして、それぞれの医療機関がお互いに協力して患者さま中心の地域医療を進めようとしています。これは、普段の健康維持の相談や、高血圧や糖尿病に代表される生活習慣病などの慢性疾患は、診療所の先生、すなわち『かかりつけ医』が日常生活に密着した診療を行い、専門的な検査や入院が必要な治療は病院が行うという、病状に応じた医療の役割分担です。
『かかりつけ医』は、患者さんの病状により病院へ紹介状を書き、患者さんはその紹介状を持って病院を受診します。そして、病状が回復したり、容体が落ち着いたら、患者さまは元の『かかりつけ医』のところで治療を続けることになります。
このように、地域の診療所と病院の連携による患者さん中心の地域完結型の診療体制が求められています。
お住まいの近くに信頼できる『かかりつけ医』をお持ちください。当院では、その『かかりつけ医』と綿密な連携を取って、あなたの健康管理のサポートをさせていただきます。

上手な診療の受け方

当院の地域医療連携室には約1,000の医療機関が登録されています。
当院では、医科・歯科を合わせて約1,000の診療所および病院の登録医の先生方と連携しています。登録医からのご紹介の場合には、「紹介患者さまFAX予約システム」という患者さまにとって便利な受診受け入れ体制をとっています。
また、登録医の先生方には、いつでも自由に当院に出入りしていただき、ご自身が紹介した患者さんの様子を診ていただいていますし、専門的な医療機器を、必要とあればいつでもご利用いただけるシステムも用意しています 。


当院への受診には、かかりつけ医からの「紹介患者さまFAX予約システム」を
ご利用ください。
診療所の先生からのご紹介患者さまの利便性と診療の効率化を図ることを目的としたシステムです。診療所から受診申込みをしていただきますが、申込みから受診、さらに診療所への診察結果の診療情報報告まで、下図に示すような効率的なシステムとなっています。診察前の事務手続きを割愛でき、診察時間を事前に予約できるためスムースな診療が行えます。
また、診療所と病院との迅速・確実な連携が可能となります。このシステムのご利用に関しては、かかりつけ医の先生にご相談ください 。

紹介患者様FAX予約システム



医療福祉相談室

当院は地域の診療所の先生方との連携を大切にいたします。

医療ソーシャルワーカーがご相談に応じます。
病気になると、病気そのものへの不安の他に、生活面でも様々な不安や問題が起こります。医療費や生活費などのお金のことから、仕事が続けられなくなった場合の転職のこと、自宅で療養する場合の訪問看護師やホームヘルパーの利用のこと、転院や施設入所のことなど様々な問題が生じてきます。自分や家族の力で問題を解決できればよいのですが、困難な場合もあります。
このような場合に皆様方のご相談のお相手をし、解決策を探すお手伝いをするのが医療ソーシャルワーカーです。療養に伴う生活問題全般について相談に応じています。


医療ソーシャルワーカーの業務
医療ソーシャルワーカーは、病院等において管理者の監督の下に、次のような業務を行います。これは、厚生労働省から示されている「医療ソーシャルワーカーの業務指針」です。
当院でも、できるだけこの指針に沿った相談ができるよう努力しています。


(1)療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助
入院、入院外を問わず、生活と傷病の状況から生ずる心理的・社会的問題の予防や対応を行うため、社会福祉の専門的知識と技術に用いて、患者やその家族からの相談に応じて解決、調整に必要な援助を行います。
1. 受診や入院、在宅医療に伴う不安等の問題の解決を援助し、心理的に支援を行います。
2. 患者さまが安心して療養できるよう、多様な社会資源の活用を年頭において、療養中の家事、育児、教育、就労等の問題の解決を援助します。
3. 高齢者等の在宅療養環境を整備するため、在宅ケアサービス、介護保険給付などについての情報をお示しし、関係機関、関係職種との連携のもとに患者さまの生活と傷病の状況に応じたサービスの活用を援助します。
4. 傷病や療養に伴って生じる家族関係の葛藤や、家族内の暴力に対応し、その緩和を図るなど家族関係の調整を援助します。
5. 患者同士や職員との人間関係の調整を援助します。
6. がん、エイズ、難病等傷病の受容が困難な場合に、その問題の解決を援助します。
7. 患者さまの死による家族の精神的苦痛の軽減・克服、生活の再設計を援助します。

(2)退院援助
生活と傷病や障害の状況から退院に伴い生ずる心理的・社会的問題の予防や早期の対応を行うため、社会福祉の専門的知識と技術を用いて、これらの諸問題を予測し、退院後の選択肢を説明し相談に応じます。
1. 地域における在宅ケアサービス等についての情報をお示しし、関係機関、関係職種などとの連携のもとに退院する患者さまの生活及び療養の場の確保について相談するとともに、傷病や障害の状況に応じたサービスの利用の方向性を一緒に検討します。
2. 介護保険制度の利用が予想される場合、制度の説明を行い、その利用の支援を行います。また、この場合、介護支援専門員等と連携を図り、患者さま、家族の了解を得た上で入院中に訪問調査を依頼するなど、退院準備について関係者に相談・協議することができます。
3. 退院後においても引き続き必要な医療を受け、地域の中で生活することができるよう、患者さまの多様なニーズを把握し、転院のための医療機関、退院後の介護保険施設、社会福祉施設など利用可能な地域の社会制度を説明します。なお、その際には、患者さまの傷病・障害の状況に十分留意いたします。
4. 転院、在宅医療などに伴う患者さま、家族の不安などの問題の解決を援助します。
5. 関係機関、関係職種との連携や訪問活動により、社会復帰が円滑に進むように転院、退院後の心理的・社会的問題の解決を援助します。

(3)社会復帰援助
退院後において、社会復帰が円滑に進むように、社会福祉の専門的知識と技術を用いて、援助を行います。
1. 患者さまの職場や学校と調整を行い、復職、復学を援助します。
2. 関係機関、関係職種との連携や訪問活動などにより、社会復帰が円滑に進むように転院、退院後の心理的・社会的問題の解決を援助します。

(4)受診・受療援助
入院、入院外を問わず、患者やその家族等に対する次のような受診、受療の援助を行います。
1. 生活と傷病の状況に適切に対応した医療の受け方、病院・診療所等の機能などの情報提供を行います。
2. 診断、治療を拒否するなど医師等の医療上の指導を受け入れない場合に、その理由となっている心理的・社会的問題について情報を収集し、問題の解決を援助します。
3. 診断、治療内容に関する不安がある場合に、患者、家族の心理的・社会的状況を踏まえて、その理解を援助します。
4. 心理的・社会的原因で症状の出る患者さまについて情報を収集し、医師等へ提供するとともに、人間関係の調整、社会制度の活用などによる問題の解決を援助します。
5. その他診療に参考となる情報を収集し、医師、看護師等へ提供すること。

(5)経済的問題の解決、調整援助
入院、入院外を問わず、患者さまが医療費、生活費に困っている場合に、社会福祉、社会保険などの機関と連携を図りながら、福祉、保険等関係諸制度を活用できるように援助します。

(6)地域活動
患者のニーズに合致したサービスが地域において提供されるよう、関係機関、関係職種などと連携し、地域の保健医療福祉システムづくりに次のような参画を行います。
1. 他の保健医療機関、保健所、市町村等と連携して地域の患者会、家族会等を育成、支援すること。
2. 他の保健医療機関、福祉関係機関等と連携し、保健・医療・福祉に係る地域のボランティアを育成、支援します。
3. 地域ケア会議などを通じて保健医療の場から患者さまの在宅ケアを支援し、地域ケアシステムづくりへ参画するなど、地域におけるネットワーク作りに貢献します。

お問い合わせ
医療福祉相談室(新本館1階)
電話: 075-561-1121(代表)
FAX: 075-533-1247(直通)
Eメール: syakaika@kyoto1-jrc.org
受付時間: 月曜日から金曜日 8時30分から17時


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