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総合周産期母子医療センター
当センターは、1997年11月10日に京都府の周産期医療情報システムの基幹病院としてオープンしました。府下の主な病院の空床状況を常時一元的に把握し、ハイリスク妊婦の的確な搬送先の確保と周産期情報および医療の提供を産科と小児科が緊密に連携して行っています。当センターの専任スタッフとして産科医8名、小児科医6名、看護師26名、助産師28名、助手2名が妊婦の管理、出産、新生児のケアを行っています。産科と小児科は週一回定期的にカンファランスを持ち妊婦の状態、児の情報を検討し出産に際して最善の処置、治療が出来るようお互いの情報を共有しています。
平成15年の診療実績は、分娩数711例、うち帝王切開症例193例(帝切率27.1%)です。早産の心配のある妊婦さんや多胎、合併症妊婦さんはハイリスク妊婦としてMFICU(母児集中治療)管理が可能です。当院へ母体搬送された患者さんは73例です。出生した児の状態が不安定な場合にはNICU入室、小児科管理となりますが、人工呼吸器9台、最新のモニター機器、超音波断層装置を配備し、24時間専任の小児科スタッフが治療にあたります。当センター以外の医療機関で出生され集中治療が必要な新生児の場合は、小児科医がドクターカーで出向き、当院に搬送(新生児搬送)していますが、満床などの理由で当院への受け入れが不可能な場合は、当院小児科スタッフが、当院ドクターカーで受け入れ先の病院まで搬送(三角搬送)しています。
当センター開設以来、平成15年3月末までのNICU入院数は1464例、うち人工換気症例397例、体重別内訳は、〜999g(89例)、1000〜1499g(134例)、1500〜2499g(597例)、2500g以上(644例)です。入院経路別では院内出生(482例)、母体搬送(503例)、新生児搬送(479例)です。

■患者さまへ
当院の総合周産期母子医療センターは、産科と小児科が緊密に連携し、合併症を有する妊婦様、早産の危険のある妊婦様、胎盤異常が見られたり、多胎や胎児に異常のある妊婦様が、安心して分娩でき、出生されたお子様は直ちに新生児専門の小児科医が最善の処置、治療が出来る施設です。小児循環器専門医、小児外科、脳神経外科、泌尿器科、心臓血管外科、眼科、耳鼻咽喉科などの医師とも緊密に連絡をとり治療にあたっています。
勿論、正常妊婦様の希望も十分考慮した受け入れを心がけており、助産婦による外来介助や母乳外来も開設しています。正常新生児も入院中は毎日小児科医が診察し、異常の早期発見に努めています。

■連携病院・開業医の先生方へ
ハイリスク妊婦の受け入れは、周産期医療情報システムを通じて、あるいは病診連携により24時間体制で行っております。御紹介いただく際には、京都産婦人科医会で配布しております京都府の周産期医療情報提供書(母体搬送用、新生児搬送用、院内出生児用)を御使用ください。新生児については情報センターとしての役割を果たすべく、府内の19施設とネットワークをつくり、従来の病診連携での受け入れが困難な時は、児の状態により最も適した施設に搬送、入院できるよう手配しています。

救命救急センター 総合周産期母子医療センター 消化器センター
心臓センター 腎センター 脳卒中センター



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