病院のご紹介

病院長ご挨拶

地域に信頼され選ばれる高度急性期病院を目指して

京都第一赤十字病院 院長 池田栄人

<はじめに>
本院は歴史と文化の町、京都の東山山麓、名刹東福寺に隣接し、昭和9年11月の開設以来、地域の保健・医療の中核としての役割を果たして参りました。平成6年より取り組んだ全面改築が平成27年9月に完了し、現在の姿となりました。「人道と奉仕の赤十字精神に基づき、全ての人の権利を尊重し、安心できる適切な医療を行います」との理念の下、地域に信頼され選ばれる高度急性期病院を目指しております。



<診療体制>
現在の診療体制は、診療科数36科、実働病床612床で、救命救急センター(30床)、院内ICU(8床)、総合周産期母子医療センター(52床)を有し、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、京都府基幹災害医療センターなどの指定を受けております。
急性期病院としては、DPCⅡ群(大学病院と同程度の機能と医療レベルにある、高診療密度病院群、全国140病院(2016年))に3期連続して選ばれ、トップレベルの高度急性期病院と評価されています。

<診療の概要>
救急医療については、京都市乙訓医療圏で最も多い約8000件の救急車およびヘリ搬送を受け入れており、虚血性心疾患、脳血管疾患、外傷、消化器・呼吸器疾患をはじめとした急性期疾患に対して、迅速かつ高度な医療を行っています。
がん診療については、全国レベルの胃がん・食道がん内視鏡手術をはじめ、消化器癌、肺癌、乳癌、頭頸部癌、婦人科・泌尿器科において、近畿で有数の手術件数をこなしております。血液がんの症例数も多く、幅広く化学療法、放射線治療、緩和医療を行い、集学的・全人的ながん医療を展開しています。
周産期医療については、京都府唯一の総合周産期母子医療センターとして、ドクターカー運用をはじめリスクの高い新生児および母体搬送を受入しております。また、鼓室形成術、虚血肢に対する末梢血管形成術、リウマチ・膠原病などの疾患に対しても、有数の診療実績を誇っています。
本院の特徴としまして、重症例・複合疾患に対して複数の診療科による集中治療が可能で、京都における最後の砦としての役目を果たしております。そして、この機能を支えるのが迅速診断・検査等の体制であり、当院の検査部は日本でまだ数少ない国際標準化機構によるISO15189の認定を受けております。

<医療人養成・災害対応>
本院では活発な学術活動が行われ、そのような環境の中で、将来の医療の担い手を育てています。平成29年3月現在、医師臨床研修の修了者は189名、看護専門学校の卒業生は3426名に達しました。今後の新専門医制度では、内科と救急領域において基幹施設としての役目を果たしていきます。
災害については赤十字病院の使命として、日常的にドクターカーを運用し近隣の集団災害対応を行うとともに、大規模災害時には、DMAT、救護班、心のケアスタッフ派遣、および、海外への国際救援など、時期とニーズに応じた人道的貢献を行っております。

<今後の方針>
これからは、激変する医療環境の中、急性期医療の安全と質を向上し、ホスピタリティを充実し、地域医療に貢献し、本院の使命を果たせるよう尽力していきますので、よろしくお願い致します。

京都第一赤十字病院 院長 池田栄人