病院のご紹介

リウマチ・膠原病センター

関節リウマチは長い間「難病」といわれ、多くの患者さまを苦しめてきました。しかし現在、その治療成績は、内科的な薬物療法による疾患活動性コントロールと整形外科的な手術療法や理学療法による機能改善を車の両輪として、著しく向上しています。また、関節リウマチよりも頻度は少ないものの膠原病(結合織疾患)とその類縁疾患は、関節炎の鑑別診断として重要であるとともに、その症状が多岐にわたり、やはり「難病」として恐れられてきました。最近では、皮膚・呼吸器・腎臓などの専門医が力をあわせることで、血管炎・IgG4関連疾患などをふくめて複雑な病態の解明が進み、治療成績の向上が期待されています。いまや、リウマチ膠原病診療には、免疫(リウマチ)内科を核として多くの診療科が、その力を結集してあたることが求められています。
当院では、2012年10月に診療科横断的な診療環境として「リウマチ・膠原病センター」を設立し、外来・入院診療はもちろん、研修・教育・研究など、院内外に幅広い連携を行うことで、地域全体で、より質の高いリウマチ性疾患・膠原病診療の実現を目指していきます。

メンバー

センター長 福田 亙(リウマチ内科)
副センター長 井上 敦夫(整形外科)
メンバー 平岡 範也(呼吸器内科)
永田 誠(皮膚科)
尾本 篤志(総合内科)
角谷 昌俊(リウマチ内科)
奥村 弥(整形外科)
栗林 正明(整形外科)
榎本 卓真(リハビリテーション科)
加藤 明子(外来看護師長)
太田 環(臨床研究補助員)

業務・活動の内容

外来業務

糖尿病・内分泌・リウマチ内科外来にて「リウマチ・膠原病センター外来」を毎日行っています。関節リウマチや膠原病・不明熱などでのご紹介は、まずこちらでお受けし、その後に他の診療科へ紹介、あるいは連携させていただきます。同じフロアやブロックでの診療はまだ行えませんが、可能な限り円滑な院内連携を図ってまいります。

医療連携

当センターでは春・秋の年2回「東山リウマチワークショップ」を開催して、近隣の先生方との情報交換・勉強会を行っています。また2012年度より、年に1回の「東山膠原病フォーラム」を開催して、近隣医療機関で膠原病に関心を持っていただける先生方と一緒に、診療のレベルアップを図っていきたいと考えております。いずれも、いろいろな診療科からの話題を取り上げ、医療連携に役立つ内容にする予定です。定期的に、開催の詳細をホームページ上にアップしますので、多くの先生方のご参加をお待ちしています。

患者教育

当センターは、リウマチ・膠原病診療においては患者教育が非常に重要であると考えております。現在、2回/年で行っている患者さま向け「リウマチ教室」のほかに、定期的に「膠原病教室」も開き、患者さま自身も疾患そのものや治療への理解を深めることにより、治療リスクを最小化し、治療成績の向上を目指していきます。当院通院中の患者さまのみでなく、連携医療機関通院中の患者さまにも参加していただけますので、ご案内頂ければと存じます。

最後に

当院リウマチ・膠原病センターは、まだ設立したばかりで、立派な建物もなく、活動もこれから始まるという状況です。この小さな芽が樹木へと成長し、枝葉や実をつけていけるために、院内での協力体制はもちろん、地元医師会の先生方、近隣医療機関との連携が不可欠と存じますので、ご協力・ご指導をよろしくお願い申し上げます。

この記事に関して、ご意見・ご質問がありましたら、当院地域医療連携室までご連絡ください。