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| 脳卒中センター |
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| 急性期脳卒中センター |
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| 救命救急センターと連携し、24時間体制で脳卒中の患者さまを受け入れていきます。 |
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役職 |
氏名 |
卒業
年度 |
専門
領域 |
認定医・専門等資格名 |
センター長
(神経内科部長兼務) |
牧野 雅弘 |
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神経内科専門医、
脳卒中専門医、内科認定医 |
副センター長
(脳神経外科部長兼務) |
梅澤 邦彦 |
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日本脳神経外科学会専門医、
日本脳卒中学会専門医 |
脳神経外科
副部長 |
木村 聡志 |
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リハビリテー
ション部副部長 |
巨島 文子 |
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日本神経学会専門医、
日本リハビリテーション学会認定医 |
| 救急部医長 |
今井 啓輔 |
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日本神経学会専門医、日本脳卒中学会専門医(評議員)、
日本脳血管内治療学会専門医、
日本内科学会認定医 |
| 救急部医長 |
竹上 徹郎 |
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日本脳神経外科学会専門医、
日本脳卒中学会専門医、
日本脳血管内治療学会専門医 |
| 神経内科医長 |
濱中 正嗣 |
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神経内科専門医、内科認定医、
脳卒中専門医 |
| 医師 |
大島 洋一 |
平成
10年卒 |
神経内科全般、
神経変性疾患 |
神経学会専門医、内科認定医 |
| 神経内科専攻医 |
前川 恵美 |
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脳神経外科
専攻医 |
荻田 庄吾 |
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| 専攻医 |
徳田 直輝 |
平成
20年卒 |
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| 【急性期脳卒中センターの紹介】 |
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脳卒中には、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血があります。近年、人口の高齢化や生活習慣病の増加などに伴い、脳卒中の中でも、特に脳梗塞の患者数は増加し、その死亡率は高くなってきているといわれております。また脳出血やクモ膜下出血はひとたび発症すると致命的になることも多く、決して軽視できない疾患であります。そしてこれら脳卒中は、近年、認知症や寝たきりの原因疾患として最も重要な疾患であるとされ、社会的関心も高まってきております。
当センターは2001年6月脳神経外科と神経内科が中心となり、救命救急センターを窓口として、超急性期の脳卒中患者さまを24時間体制で受け入れ、集中的に最先端の治療を行うために設立されました。この間、毎年300例以上の方が当センターにおいて治療されました。
これら脳血管障害は、急性期治療がその予後を大きく左右するとされておりますが、当センターでは、神経内科、脳神経外科、救急部医師のみならず看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーなどの多職種から成るチーム医療を行い、治療成績をさらに向上させるよう日々奮闘しております。
2006年10月から、発症3時間以内の脳梗塞症例に適応があるアルテプラーゼ静脈注射(rt-PA)による血栓溶解療法が認可されたこともあり、急性期脳梗塞の治療に対する関心が高まっておりますが、当院においても現時点(2008年3月)ですでに24例の治療経験を有し、他施設と比べても遜色のない結果を出しております。また当センターには脳血管内治療専門医が2名おり、アルテプラーゼ静脈注射による血栓溶解療法の適応にならない重症脳梗塞症例対しても、慎重に検討した上で、閉塞動脈の再開通を目的とした各種血管内治療を行う場合もあります。またクモ膜下出血例で動脈瘤のクリッピング手術の困難な症例に対するコイル塞栓術などの血管内治療も常時可能であり、画一的な治療ではなく、患者さまお一人お一人に最も適したテーラーメイド的な治療法を考えるように心がけております。 |
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| 【治療の流れ】 |
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| 救命救急センター処置室では、気道と静脈路の確保、循環器系の観察および神経学的評価をおこない、速やかにCTやMRI、場合によっては脳血管撮影を行い、正確に病態を診断するようにしております。その上で、その結果を患者さまおよびご家族にできる限り分かりやすく説明をさせていただき、ご理解をいただいた上で治療を行うようにしております。救急処置室での処置と初期治療が終了すると、救命病棟(A-2)のSCU(stroke care unit)(さらに重症例ではICU)に入室します。SCUでは、呼吸・循環のモニターを行いながら、様々な神経所見の変動を早期に捕らえ症状の進行を抑えるための適切な治療を行います。 |
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1) 脳梗塞の治療:
アルテプラーゼ(rt-PA)静脈注射による血栓溶解療法や血管内治療による閉塞動脈の再開通療法の適応があるかどうかがまず判断されると同時に、脳保護薬の投与が開始されます。再開通治療の適応のない患者さまに対しましては、各種抗脳浮腫薬や抗血小板剤、抗凝固薬により急性期増悪を予防するようにしております。一般的に脳梗塞を生じる方は、高血圧、高脂血症、糖尿病,心疾患などの基礎疾患を有しておられる場合が多く、「発症時から二次予防」ということを念頭におき、それら基礎疾患に対する治療も行うように心がけております。 また出来るだけ早期にリハビリテーションも開始し、肺炎など合併症予防対策についても考慮するようにしております。閉塞血管の急性期再開通治療の適応がある患者さまに対しましては、「時間との闘い」という側面がありますので、患者さまおよびご家族の方には少々慌しい思いをおかけしてしまうかも知れません。脳梗塞の治療は良好な予後が期待できる反面、脳出血や梗塞の増悪などの危険性と隣り合わせであり、私どもの説明します治療計画・内容について十分なご理解をいただいた上で、ご同意を賜りたいと考えております。
2) 脳出血の治療:
出血の大きさ、部位で治療法が異なります。小さい場合であれば、血圧を下げ、出血の拡大を防止する治療法となります。中等度であれば血腫が液状化する時期を待って、局所麻酔下にて血腫を吸引除去する手術を行う場合があります(内視鏡を使用する場合もあります)。血腫が大きく、生命に危険が迫っている場合は、全身麻酔下にて開頭血腫除去術を行う場合があります。脳出血の場合は、発症した時点で血腫によりすでに脳組織は大なり小なり傷害を受けており、治療を行い順調に回復したとしても残念ながら何らかの症状が残ることが多いです。このため、家庭内での血圧を測り、高血圧にならないように注意する、脳出血予防がより重要となります。
3) クモ膜下出血の治療:
クモ膜下出血では、厳重な血圧管理を行いながら脳血管撮影または3次元CT血管撮影を行い、出血源の脳動脈瘤の部位と形を確認し、再破裂を防ぐために脳動 脈瘤クリッピング手術や動脈瘤のコイル塞栓術を行います(動脈瘤の場所と大きさ、患者さまの搬送時の状態でどちらの治療法を行うかが決まります)。クモ膜下出血は、再破裂防止のための手術の後も脳血管攣縮(血管が収縮し脳梗塞を生じる)が起こりやすく、少なくとも発症2週間は厳密な神経学的観察が必要であり、その間、急激に症状が悪化することもあり、しばらくは全く気の抜けない疾患です。このように、ひとたび発症すると、手術治療だけでは治らないこともあるため、当センターとしては、破裂を未然に防ぐ、未破裂脳動脈瘤の治療にも力を入れております。
尚、脳出血、クモ膜下出血ともに、発症しばらくしてから、脳室内に髄液が貯留する水頭症という病態が出現する場合があります。この場合は、貯留した髄液を外に逃がす局所麻酔下での手術が必要となります。
超急性期の治療の目処がつきある程度状態が安定したら、急性期脳卒中センター(B4病棟)に移り、日常生活動作獲得のためのリハビリテーションや言語療法、さらに身体的な回復を助けるために、栄養サポートチーム・嚥下チームによる栄養管理や嚥下訓練が行われています。特に嚥下障害に対しては、巨島文子医師を中心に、嚥下造影検査を取り入れた先進的な取り組みがなされております。
また急性期脳卒中センターでは、医師、嚥下認定看護師を含む看護スタッフ、理学療法士、作業療法士、言語療法士、医療ソーシャルワーカー参加の下に、週一回脳卒中カンファレンスを行っております。患者さまお一人お一人の治療状況について、様々な視点から意見を収集し、問題点を洗い出してその解決法を討議し、リハビリテーションと退院の目標設定をしております。
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この急性期脳卒中センターでの治療が一段落すると、連携しております他院のリハビリテーション専門病棟へ転院していただき、在宅復帰を目指したリハビリテーションを受けていただくことをお勧めしております。これらの施設選定や退院や転院後の生活に対する御心配事に対しましては、当院の経験豊富な医療ソーシャルワーカーが、患者さま個々の事情を十分お聞きかせいただいた上で、適切なアドバイスをさせていただくようにしております。 |
| リハビリテーション連携病院とは密接な情報交換を行い、患者さまの治療が連続した過程でスムーズに進むようサポートいたします。またこういったリハビリテーション連携により、患者さまの機能回復が少しでも早く進むことを目的とした「脳卒中地域連携クリニカルパス」による連携も近々開始に向けて準備中であります。 |
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