採用情報

臨床研修への取り組み

  • 総合診療外科コース
    今年度(平成30年)より刷新!チューター制度の運用も開始しました!

初期臨床研修について

研修医師教育に対する信条

人間を救うのは、人間だ
  人間を育てるのも、人間だ
    教育なくして、病院の発展なし

当院の初期臨床研修での、5つの約束

1. プライマリケア能力の習得に適した環境があります

  • 当院の救命救急外来は、救急車を年間約7,724台(うちヘリ搬送72台)受け入れ、救急患者は一次救急から三次救急まで年間約20,500人以上を受け入れています。基本的にすべての患者の初療は、初期研修医が関わることになります。日々の初期研修の中で、あるいは夜間・休日の副直の中で、Common diseaseから、最重症の救急患者まで幅広く、豊富な症例を経験することができます。それにより、プライマリケアに必要なコミュニケーション・スキル、臨床推論の構築能力、迅速な対応能力を身につけることができます。

2. 高い専門性を有する各診療科による指導が充実しています

  • 当院は、救命救急センター、急性期脳卒中センター、腎センター、通院治療センター、消化器センター、心臓センター、リウマチ膠原病センター、緩和ケアセンター、京都府下唯一の総合周産期母子医療センターを擁し、高度専門医療に対応できる病院です。200名を超える経験豊富で高い専門性を持つ常勤医から充実した指導を受けることができ、ともに参加することができます。殆ど全ての疾患を診断から治療まで網羅しており、まさに時代の最先端の医療を体感することができます。

3. 豊富な学習機会・活発な学術活動を提供します

  • 当院での初期研修では、on the job trainingと、off the job trainingを適切に組み合わせた育成プロセスを構築することを重要視しております。豊富な症例を見て、その場で学び、Feed backを行うことはもちろん重要ですが、それだけでなく、通常の業務から離れたところで、一般化された技能や知識についての教育を受けることが必要と考えています。
  • 毎年、年度末にカンファレンスの全体の振り返りを行い、翌年度のtrainingの方向性を決定しています。ここ数年間で、カンファレンスの数は格段に充実した内容になりました。また、2014年度からは、京都府立医科大学救急科の先生方のご協力の元、ERにおけるon the job〜feed backまでの教育を拡充しております。また、アメリカでのER経験のある救急専門医の先生から、英語での医療面接、英語でのケースプレゼンテーションの指導をしていただけることになりました。
  • 現在行っているoff the job training
    • 感染症カンファレンス(年間24回)
    • 総合診療プラクティス(年間4回)
    • ERケースカンファレンス(年間35回)
    • 全科Specialistによるレクチャー+実習(年間50回)
    • 定期講演会(医療安全、院内感染対策)年間10数回
    • 先輩研修医による副直導入オリエンテーション(4月第1週)
    • ER症例振り返りカンファレンス(1回/2週)
  • 2年間の初期臨床研修の間に、上級医の指導の下、最低1回は各自学会発表を行っていただいております。その発表をもとに、2年次の1月に全診療科の指導医が見守る中、臨床研修報告会(抄録集はこちら(PDF:584KB) )を行っています。

4. 風通しのよい職場環境を提供します

  • 後期研修医(専攻医)をはじめとして、当院出身の医師が数多く在籍していることもあり、各診療科の垣根が無いに等しく、気軽に他科へのコンサルテーションが可能で、効率的にストレス少なく研修に取り組むことができます。
  • また、研修医ルームは医局と離れた場所にあり、自分のペースで学習したりするのに適しており、またリラックスできる空間となっています。夜遅くまで業務に追われ、疲れ切った時に、同様の境遇の仲間と苦労を共有できる空間があることは、励みにもなりますし、通常の多忙な業務の中での、研修医ルームでのひと時の安息は、非常に大事だと考えています。

5. 病院として研修医師をサポートします

  • 当院には2年間の初期研修修了後に、毎年半数以上がそのまま後期研修医として在籍しています。各診療科をローテートする際には、研修医の気持ちを良く理解している彼らが中心となって研修医をサポートします。
  • 1年目研修医が、できる限りスムーズに、安心して研修に取り組めるよう、導入時期である4〜5月の副直においては、先輩研修医からマンツーマンの指導を受けられるような体制を整えています。
  • 教育研修推進室では、定期的に研修医とミーティングを行い、研修医の要望への対応・研修環境の整備・研修医の声を反映した細かなプログラム改善活動を行っています。研修医の学習効果・学習意欲を高めることを大事にしています。

研修風景

静脈注射実習

縫合実習

  • 感染症カンファレンス

  • 臨床研修報告会

  • 修了証授与式
    (ベスト研修医答辞)

  • 修了証授与式

先輩からのメッセージ

総合診療内科コース 平成29年度修了

村上瑛基と申します。総合診療内科コースで2年間研修し、現在は内科専門研修プログラムに属し内科専攻医(消化器内科志望)として引き続き勤務しています。
 どの病院で初期研修をするか、皆さんさぞ迷われていることと思います。研修病院を選ぶ基準は人それぞれですし、どこに行っても皆さんのやる気があれば有意義な2年間を過ごすことができるでしょう。とは言っても、医師としてのスタートをどのような環境で踏み出すかはやはり重要だと思います。私は当院で研修してよかったと胸を張って言えます。そんな当院での研修について紹介させて下さい。
 当院は京都の急性期病院の要として日々診療にあたっています。内科に関して言えば、ほぼすべての診療科が揃っており、各々専門的で高度な医療を実践しています。診療科間の垣根が低く、困ったときは気軽に各分野のプロに相談できるのでとてもありがたいです。当院のカリキュラムでは全内科をローテートすることとなります。私は学生時代漠然と内科を志していましたが、どの診療科にするか決めかねていたので、それぞれの診療科を経験できるのはとても魅力的でした。
 研修医の業務で大きなウエイトを占めるのがERです。当院は超急性期病院です。風邪、急性アルコール中毒からドクターヘリで運ばれてくるような多発外傷まで、診療科を問わず本当に幅広い疾患を経験できます。ERでは研修医が主体となって第一線で診療します。もちろん、上級医がしっかりとフォローしてくれますので、安心して下さい。救急科を目指す方は勿論のこと、どの診療科に進んでも当院のERでの経験は無駄になることはないでしょう。
 当院での研修の特徴の1つに豊富なカンファレンスがあります。研修医主体にディスカッションしたり各診療科の先生が講義して下さったり、知識を得るチャンスがたくさんあります。また、忙しい診療の中わざわざ研修医に時間を割いて下さる先生方がたくさんいることも魅力の1つではないでしょうか。
 最後に一番大切なのは同期の存在です。夜遅くまで残って勉強している同期に刺激されたり、酒を酌み交わし語り合ったり、夏休みに旅行に行ったり。互いに切磋琢磨した同期の存在は私にとってかけがえのないものでした。
 長々と書き連ねてしまいましたが、まずは一度見学にお越し下さい。現場で働く先輩方の生の声が一番参考になるはずです。皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしています。

小児・成育医療コース 平成29年度修了

はじめまして、小児成育医療コースで2年間の初期研修を行い、現在、小児科の後期研修1年目として働いております長千春と申します。
小児成育医療コースの魅力は、早い段階から小児科の先生と関わりを持てること、そして1年目のうちから小児科をローテできることだと思います。もちろん、はじめのうちは成人の内科・外科疾患を学び、一般救急の対応の仕方を身につけることが大事です。しかし、その合間に、小児に関する勉強会に誘っていただいたり、副直に入れてもらったりできたので、小児科になりたいという志がゆらぐことはありませんでした。実際、小児科を研修医1年目の冬にローテし、その思いはより一層強くなりました。当院には小児科の中でもサブスペシャリティーとして、内分泌代謝、神経、循環、腎臓、新生児など、様々な専門分野を持った先生方がおられ、多臓器を対象とする総合的な科であるため、日々先生方から学ぶことがたくさんあります。
また、新生児領域に関しては、当院は京都府で唯一の周産期母子医療センターであるため、超低出生体重児や新生児仮死で低体温療法の適応となる症例など、NICUでは他院にはない豊富な症例を経験できます。
現在は、専攻医となって、非常に忙しい毎日で体力的には正直しんどいところもありますが、頼りがいのある先輩方、優しい同期に囲まれ、楽しく働いております。そして、子どもたちの笑顔のおかげで疲れも吹っ飛び、日常診療の中で癒やしが得られるのも小児科の魅力ではないでしょうか。
新専門医制度に変わり、何科を選ぶか、どの病院を選ぶかなど、非常に悩ましいと思われます。文面だけでは伝わりきらないと思うので、一度見学に来ていただければ幸いです。お待ちしております。

総合診療外科コース 平成29年度修了

はじめまして、総合診療外科コースで2年間の初期研修を行ったのち、当院麻酔科で引き続き勤務しております矢持祥子と申します。
外科系を志望する方の中には外科専門医の取得を目指す方がおられると思いますが、当院では心臓・大血管手術や呼吸器外科、乳腺外科、小児外科などの症例を初期研修医の間にすべて経験することが可能です。私自身は主に手術室での麻酔に携わっていますが、研修医の間に様々な手術の術野に加わった経験は大変貴重で、多くのことを学ばせて頂きました。一般外科だけでなく整形外科や脳神経外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科などの診療科も充実しており、外科的手技を幅広く学ぶことができるのも当院の特徴であると考えます。また、当院は超急性期病院としての役割を担っており、救急外来では一次から三次まで様々な患者を受け入れ、重症患者や大手術後の全身管理に関しては計14床のICUで複数科が連携しながら集学的治療を行っています。
一方で、外科系を志望する場合にも、内科的な知識や臨床能力は診療を行う上で非常に重要です。当院での内科ローテートはそれぞれ1ヶ月ずつ各科で研修することができ、内科診療を全般的に学ぶことが可能なカリキュラムとなっています。
初期臨床研修を行う病院に関して重要視する点はそれぞれで異なり、きっと迷うことも多いと思います。すでに進みたい診療科を決めておられる方もそうでない方も、当院では幅広い分野の先生方からの熱心なご指導のもと、他職種の方々とのコミュニケーションスキルも含め、多くのことを吸収できる環境が備わっています。病院全体の雰囲気は明るく、メリハリのある良い職場です。医師として良いスタートを切ることができ、今後、専門の診療科を選択していく上で重要な基盤を築くことができると思います。まずは病院見学へいらしてください。心よりお待ちしております。

研修医師採用試験の応募者数実績

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コース名 定員 H28年度採用 定員 H29年度採用 定員 H30年度採用
応募
者数
倍率 応募
者数
倍率 応募
者数
倍率
総合診療内科
コース
7 16 2.3 7 13 1.9 7 10 1.4
小児成育
コース
2 8 4.0 3 6 2.0 3 7 2.3
総合診療外科
コース
3 4 1.3 3 8 2.7 3 6 2.0

研修医師の採用実績

平成26年 男性8名 女性5名

京都府立医科大学、滋賀医科大学、福井大学

平成27年 男性5名 女性8名

京都府立医科大学、大阪医科大学、奈良県立医科大学、島根大学、香川大学、鹿児島大学、琉球大学

平成28年 男性6名 女性6名

京都府立医科大学、愛知医科大学、山梨大学、金沢大学、東京慈恵医科大学、徳島大学、北海道大学

平成29年 男性8名 女性5名

京都府立医科大学、浜松医科大学、金沢大学、東京女子医科大学、鳥取大学

平成30年度 男性5名 女性8名

京都府立医科大学、大阪医科大学、神戸大学、岡山大学、滋賀医科大学

初期臨床研修各コースの特徴と研修例

コースに共通する基本的な考え方

  • 1年次は必修科目、選択必修科目を中心にローテートし、行動目標達成のため幅広く知識技能および医療人としての態度を学ぶ。
  • 2年次はコース別に専門性を加味しているが、できるだけ選択期間を設けており、専門医を養成するプログラムでなく、個々のニーズに応じ幅広い研修ができることを目指している。
  • ※ローテート可能な診療科一覧
    リウマチ内科、糖尿病・内分泌内科、血液内科、消化器内科、循環器内科、脳神経・脳卒中科、呼吸器内科、腎臓内科・腎不全科、消化器外科、乳腺外科、小児外科、呼吸器外科、形成外科、心臓血管外科、整形外科、脳神経外科、小児科、新生児科(NICU)、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、泌尿器科、精神科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、救急科、ICU、健診部、リハビリテーション科、病理診断科

(A)総合診療内科コース

特徴:
1年次4月から2年次5月までは必修科目、本コース必修科目を中心として、内科・救急・麻酔科・外科をローテートし、臨床医としての基礎を構築する。
2年次6月からは必修科目として地域医療1ヶ月、本コース必修科目として精神科2週間、小児科1ヶ月、産婦人科1ヶ月のほか、全科を対象とした選択期間も6.5ヶ月設けており、個々のニーズに応じ幅広い知識と技能が得られるよう配慮されている。
1年次4月から2年次5月まで・・・
内科(8ヶ月)救急(2ヶ月)
本コース必修科目:麻酔科(2ヶ月)外科(2ヶ月)
※救急は1ヶ月分を救急当直研修にて補う。
※外科は原則として消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、小児外科で構成している。
2年次6月以降・・・
地域医療(1ヶ月)
本コース必修科目:精神科(2週間・宇治おうばく病院)小児科(1ヶ月)産婦人科(1ヶ月)
選択:全科を対象に6.5ヶ月(内0.5ヶ月は選択科目による外来研修)

(B)小児・成育医療コース

特徴:
1年次4月から2年次5月までは必修科目、本コース必修科目を中心として、内科・救急・麻酔科・外科・小児科・産婦人科をローテートし、臨床医としての基礎を構築する。
2年次6月からは必修科目として地域医療1ヶ月、本コース必修科目として精神科2週間のほか、小児成育系診療科の選択期間2ヶ月としているのが特徴である。また、全科対象とした選択期間も6.5ヶ月設けており、個々のニーズに応じ幅広い知識と技能が修得できるよう配慮されている。
1年次4月から2年次5月まで・・・
内科(6ヶ月)救急(2ヶ月)
本コース必修科目:麻酔科(2ヶ月)外科(2ヶ月)小児科(1ヶ月)産婦人科(1ヶ月)
※救急は1ヶ月分を救急当直研修にて補う。
※外科は原則として消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、小児外科で構成している。
2年次6月以降・・・
地域医療(1ヶ月)
本コース必修科目:精神科(2週間・宇治おうばく病院)
選択:全科を対象に6.5ヶ月(内0.5ヶ月は選択科目による外来研修)
小児成育系選択:小児科、産婦人科、新生児科(NICU)を対象に2ヶ月

(C)総合診療外科コース 
今年度(平成30年)より刷新!チューター制度の運用も開始!!!

外科系各科を選択した場合の到達可能な臨床レベル及び、研修修了後の進路について

特徴:
1年次4月から2年次5月までは必修科目、本コース必修科目を中心として、内科・救急・麻酔科・外科をローテートし、臨床医としての基礎を構築する。
2年次6月からは必修科目として地域医療1ヶ月、本コース必修科目として精神科2週間、小児科1ヶ月、産婦人科1ヶ月のほか全科を対象とした選択期間も6.5ヶ月設けており、個々のニーズに応じ幅広い知識と技能が得られるよう配慮されている。
1年次4月から2年次5月まで・・・
内科(6ヶ月)救急(2ヶ月)
本コース必修科目:麻酔科(3ヶ月)外科(2ヶ月)外科系(1ヶ月)
※救急は1ヶ月分を救急当直研修にて補う。
※外科は消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、小児外科で構成している。
※外科系の対象は下記診療科
消化器外科、乳腺外科、小児外科、呼吸器外科、形成外科、心臓血管外科、整形外科、脳神経外科、耳鼻咽喉科、眼科、泌尿器科、皮膚科
2年次6月以降・・・
地域医療(1ヶ月)
本コース必修科目:精神科(2週間・宇治おうばく病院)小児科(1ヶ月)産婦人科(1ヶ月)
選択:全科を対象に6.5ヶ月(内0.5ヶ月は選択科目による外来研修)

研修修了後の進路

数多くの先輩方が、当院を後期研修の場として選び、活躍しています!!

後期臨床研修について

2019年内科専門研修プログラム、救急科専門研修プログラムの募集を開始いたします。
詳細は【内科専門研修プログラム募集要項救急科専門研修プログラム募集要項】をご確認ください。

2019年度の研修プログラム

  • 京都第一赤十字病院 看護部
  • 京都第一赤十字 看護専門学校
    • 外来受付時間

    • 平日8:30~11:30

    • 休診日

    • 土曜・日曜・国民の祝日・年末年始(12月29日~1月3日)・創立記念日(5月1日、11月20日)

    • 外来診察担当表
    • 交通アクセス

    • 〒605-0981
      京都市東山区本町15-749 TEL:075-561-1121(代表)

    • 交通アクセス