診療科・部門のご紹介

診療科・医師のご紹介

リハビリテーション科

理学療法

脳卒中、骨折その他、様々な病気やけがなどで急性発症した運動障害により身体が不自由になった方に対し、座る・立つ・歩く等の基本的な動作の獲得を図ります。 また、手足に障害を持った方だけでなく、心臓病による心機能低下・肺疾患による息切れの出現などにより体を動かすことが出来なくなった方(集中治療室などの超急性期の呼吸障害も含む)に対しても、慎重なリスク管理の上、運動療法や再発・増悪予防を目的とした生活指導・自主練習指導を行っています。
また、特に廃用症候群のリスクが高いと判断した心疾患・がんなどの手術を受ける方に対しては術前から理学療法を開始しています。
当院は総合周産期母子医療センターでもあり発達障害リスクの高い児が多数入院しており、ハイリスク児への介入も行っています。

ロボットリハビリテーション 
TOYOTA ウェルウォークWW-1000

リハビリテーション医療では、さまざまな疾患や外傷などにより生じた機能障害を回復し、残存した障害を克服しながら患者さんの活動を育みます。当院は高度急性期病院であり、新たに生じた機能障害を回復させるために、各診療科の治療開始後すみやかにリハビリテーション治療を開始しています。

令和元年5月にリハビリテーション科ではTOYOTA自動車(株)のウェルウォークWW-1000を導入しました(写真1)。京都府下の高度急性期病院では京都府立医科大学附属病院に次いで設置されました。ウェルウォークは、運動学習理論に基づいたリハビリテーション練習支援ロボットであり、最先端技術を取り入れた急性期リハビリテーション治療の提供が可能となりました。
運動麻痺を有する患者さんに、転倒防止のための支えを用いながら安全性を確保し、歩行練習が可能です。麻痺した下肢にロボット脚(写真2)を装着し、歩く方向に下肢を振り出したり、身体を支える際には、ロボットがうまく必要最小限の助けをしてくれるため、個々の患者さんの能力を引き出し、機能回復を促してくれます。結果としてロボットにより初期から繰り返し多数歩の歩行練習ができます。また麻痺の回復に応じてロボットの補助する量を調整することで、適切な難易度の歩行練習が可能となります。練習中はモニター画面や音声による情報をわかりやすく提供することで、よりよいフォームでの歩行を目指せます。早期から自分の足で歩く練習ができるので、患者さんの意欲と自信につながります。

ウェルウォークの特徴

  • 身体を支え、転倒防止を図れるハーネス
  • ロボット脚による最適な補助
  • 低床トレッドミル上で多数歩による訓練
  • 練習中にモニターで歩容を確認

ロボットリハビリテーションチームからのメッセージ

最先端技術を取り入れ、効率のよいリハビリテーション治療を進めていきます。歩けなかった患者さんを減らし、また歩けるようになるまでの時間の短縮を追求していきます。

医師・療法士は患者さんの歩くよろこびをサポートします。

作業療法

当院での作業療法は、脳卒中や骨折などを中心に、様々な病気やけがにより生活に支障を来たしている方の心身の機能の維持・改善を図ります。起き上がる・立つなどの基本的な動作から、日常生活動作(食事・排泄・更衣・入浴など)を円滑に行えるように援助・訓練を行います。
また、患者さま本人が生活しやすいように手助けをする道具(自助具・装具)の作製や紹介も行います。特に上肢(腕から指)の骨折や切断等のけがをされた方には早期から必要な装具やスプリントを作製し、日常生活復帰や職業復帰を促すハンドセラピーを実施しています。

言語聴覚療法(嚥下訓練含む)

言語聴覚療法では、脳血管疾患・頭部外傷・神経筋疾患(パーキンソン病など)により生じた呂律困難(構音障害)・高次脳機能障害(失語症、記憶障害など)に対する評価・訓練を行っています。
嚥下訓練では、医師・認定看護師・管理栄養士と共に、術後を含む様々な疾患により生じた飲み込みの障害に対する評価・訓練を行っています。
本部門の特徴として、周囲施設との連携に力を入れ、その方の日常生活に沿った指導を行っています。また、近年では経頭蓋直流電気刺激(頭に電極を置く)というリハビリ方法の導入や小児病棟での評価・訓練など介入の幅を広げています。