「指先に高度先端医療、心には人間愛」当科では、愛情と情熱に支えられた冷静な判断と精緻な技術にて、広範囲な脳神経外科疾患に対応しております。
脳神経外科一般・ 頭部外傷治療
当院の脳神経外科は通常の外来と、救命救急センターを窓口とした脳血管障害、頭部外傷等の救急外来にて構成されています。更に平成13年より、神経内科と協働して脳卒中(脳血管障害)を専門的に治療する部門である「急性期脳卒中センター」を運営しており、脳血管障害に対して、最新かつ有効な治療を、迅速に行っています。 脳血管障害に関しては迅速に対応するだけではなく、早期からリハビリテーション部門と協力して病状に即したリハビリを開始、これを継続し、また、栄養サポートチームが、感染症や褥瘡など栄養管理の不備により生じる合併症の予防に努めているのも大きな特徴です。 脳腫瘍は、根治性を最優先としますが、患者様のライフスタイルにあった治療を選択するよう努めています。深部脳腫瘍に関しては頭蓋底外科技術を駆使し、治療の精度を高めております。神経膠腫に関しては、手術後、外来にて経口の抗腫瘍薬の治療も行っております。 Treatable dementia(治りうる認知症)の一つとして話題である、正常圧水頭症に対しては、術前の検査を行いながら、ご家族の方と一番良い治療方法をご相談させて頂いた上で、治療を行っております。 また、非交通性水頭症には内視鏡による根治手術も実施しております。 新生児・小児の脳神経外科疾患(先天奇形、脳腫瘍、未熟児脳血管障害)は当院の周産期総合母子医療センターを軸に対応し、患児の機能障害改善のため、適切な手術・アドバイスを提供できるよう努めています。 未破裂脳動脈瘤に対する根治術(clipping またはcoiling)、脳ドックなどで見つかった無症候性脳腫瘍に対する摘出術、脳血管の動脈硬化による蛇行が引き起こす三叉神経痛などの微小血管減圧術等も積極的に行なっています。 治療の中心がリハビリテーションに移行した段階で、地域のリハビリテーション専門施設と連携し、継続して日常生活に即したリハビリテーションが受けられる地域完結型の脳疾患治療を構築しております。医療社会事業部の協力を得て、ご家族の方の負担が極力少なくなるように、在宅医療や介護保険による地域医療の充実にも力をいれています。 内には愛情と情熱を抱き、冷静な判断力と精緻な技術力で、病に苦しむ方々の同伴者となる、そんな脳神経外科治療を実践していく所存です。