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診療科・医師のご紹介

心臓血管外科

心臓・大血管・末梢血管の疾患に対して人工心肺非使用冠動脈バイパス術(OPCAB)やステントグラフト内挿術などの低侵襲手術から拡大手術まで患者さまにあわせた外科的治療を行っています。

スタッフ

髙橋 章之
役職 部長
氏名 髙橋 章之
卒業年 昭和63年
専門領域 心臓・大血管外科
認定医・専門等資格名 心臓血管外科修練指導者・専門医
日本心臓血管外科学会評議員・国際会員
日本胸部外科学会認定医・正会員
日本脈管学会認定脈管専門医
日本外科学会指導医・専門医・認定医
京都府立医科大学臨床教授
下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医・指導医
コメント 昭和63年に京都府立医科大学を卒業し、大学病院で研究及び臨牀のトレーニングを積んだ後に、3年間のアメリカ留学、約4年間の熊本赤十字病院での臨牀を経て平成18年1月より副部長として赴任し、平成20年4月より部長を拝命いたしました。心臓血管外科領域全般を担当しますが、特に心臓・大血管外科疾患の手術を主に行っています。救急時には迅速に対応できるフットワークと、重症疾患でも安定した手術成績を修め、患者さまのニーズに柔軟に対応できるよう精一杯努力して行きたいと考えております。
大川 和成
役職 副部長
氏名 大川 和成
卒業年 平成8年
専門領域 心臓血管外科
認定医・専門等資格名 心臓血管外科専門医
日本脈管学会認定脈管専門医
日本外科学会専門医・認定医
下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医 麻酔科標榜医
コメント 平成8年に自治医科大学を卒業し、京都府立医科大学第2外科に入局。2年間の研修後は綾部市立病院、京丹後市立久美浜病院に一般外科医として赴任。その後、平成17年に京都府立医科大学心臓血管外科に入局し、9年間の大学勤務の後、平成26年に当院へ赴任しました。
近年の心臓血管手術は高齢化が進んでおり、また糖尿病や腎不全などの合併症を有する方も多く、より安全で低侵襲な手術が求められています。これまでもオフポンプ手術や胸部・腹部大血管疾患に対するステントグラフト、下肢静脈瘤に対するレーザー治療など手術の低侵襲化に取り組んできましたが、より一層安全に手術を受けていただけるようにスタッフ一同頑張ります。
渡辺 太治
役職 医長
氏名 渡辺 太治
卒業年 平成10年
山下 英次郎
役職 医師
氏名 山下 英次郎
卒業年 平成24年

診察担当表

一診 休診 担当医
(ペースメーカー外来)
担当医(奇数週)
渡辺(偶数週)
髙橋 大川

診療方針

  1. 個々の患者さまにとって最も適切な治療は何かを常に追求しながら、病状及び治療方針を患者さまとそのご家族に十分理解・納得して頂いた上で治療を進めていきます。
  2. 疾患に応じて必要で十分な検査を行い、スタッフ全員で治療方針を検討し、積極的に循環器内科、放射線診断科、放射線治療科、脳神経・脳卒中科、麻酔科をはじめ他科専門医の参加を求め、共同して治療を行います。
  3. 治療内容・経過および結果に対して十分な説明を行います。

診療実績

当院ではここ数年年間100例以上の心臓・胸部大血管手術と60〜80例の腹部大動脈・末梢血管手術を行っています。院内循環器内科や地域開業の先生方からの紹介だけではなく、心臓手術や胸部大動脈の約半数は京都府内の各総合病院からの紹介となっています。
また動脈瘤に関しては当院では以前より積極的に低侵襲で負担の少ない手術であるステントグラフト治療を hand made の deviceを用いて行っておりましたが、近年企業ベースのものが出るようになり更に急速に手術件数が増えてきております。また下肢静脈瘤に対してはスタッフ全員がレーザー焼灼術実施医の資格を取得しており、下肢静脈瘤手術の第一選択をしています。

主な手術症例数

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手術名 平成
21年
平成
22年
平成
23年
平成
24年
平成
25年
平成
26年
後天性心疾患(冠動脈バイパス、弁膜症など) 61 61 68 67 107 84
先天性心疾患(心室中隔欠損、動脈管開存症など) 13 6 10 6 9 5
胸部大動脈手術(ステントグラフトを含む) 26 33 33 38 23 31
腹部大動脈手術(ステントグラフトを含む) 38 39 39 38 34 43
末梢動脈手術 49 50 39 54 52 45
末梢静脈手術(下肢静脈瘤を含む) 35 28 36 31 52 51
ペースメーカー手術(新規・交換) 27 28 33 24 33 35
総手術数 254 263 279 280 319 303

患者さまへ

当科で扱っている治療分野は心臓(狭心症、心筋梗塞、弁膜症、先天性心疾患、心膜疾患、不整脈)や血管(動脈瘤、動脈解離、末梢動脈閉塞性疾患、静脈瘤)などの手術対象疾患、末梢動静脈の閉塞疾患などです。手術などの外科的対応が必要なものを中心に循環器内科の先生方や連携病院・開業医の先生方と密に連携を保ちながら診療にあたらせて頂いています。また、手術後の方などを中心により日常生活を含めたより綿密なフォローを行うために原則として当科とは別に連携病院・開業医の先生方のような“かかりつけ医”を持って頂くようにお願いしております。

定期手術の場合は術前に十分な検査を行い、入院という不自由な暮らしからできるだけ早く豊かな社会生活へ復帰できるように個々の患者さまに合った治療方法とリハビリスケジュールを組んでいます。
その一方で、急性疾患の救急治療では24時間対応で迅速かつ適切に診断・治療にあたり、危険性の高い疾患でも元気に退院して頂けるように努めています。
人工心肺非使用冠動脈バイパス術(OPCAB)やステントグラフト内挿術、下肢静脈瘤に対するレーザー焼灼術などの低侵襲手術も積極的に取り入れています。当科の治療分野は次のようなものです。

心臓外科:
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞、心筋梗塞後合併症)、後天性弁膜疾患(大動脈弁、僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁狭窄・閉鎖不全症)、先天性心疾患(心房中隔欠損、心室中隔欠損、動脈管開存症)、心膜疾患(急性・慢性心膜炎)
血管外科:
大動脈疾患(解離性動脈瘤、動脈瘤)、末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症、バージャー病)、肺動脈疾患(肺梗塞)、大静脈疾患(上、下大静脈狭窄・閉塞)、末梢静脈疾患(深部静脈血栓症、下肢静脈瘤)

NCDの手術・治療情報データベース事業への参加について

NCD症例登録について

連携病院・開業医の先生方へ

  1. 当科では心臓血管外科のあらゆる疾患に対応しています。緊急の場合は休日・夜間を問わず直ちにご連絡下さい。また、救急受診の必要があるか、あるいは翌日の外来受診で良いのか判断が困難な症例でもご遠慮なくご相談下さい。
  2. ご紹介頂く場合は、紹介状を患者さまにお渡し下さい。手術日にかかわらず、外来は月曜日から金曜日まで毎日行っております。また予約センターを介してご予約いただく場合は事前に目的をご連絡頂けると前もって同日に検査を予約でき、患者さまのご負担を減らすことができることもありますのでご利用ください。
  3. 当科単独で治療を行うわけではありませんので、医療連携を積極的に行い、ご紹介の先生方あるいはかかりつけの先生方と密にご相談させて頂きながら治療方針の決定・フォローを行わせて頂きます。ご意見・ご要望等はご遠慮なくご連絡下さい。