放射線診断科
スタッフ

役職 | 部長 |
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氏名 | 佐野 優子 |
卒業年 | 平成8年 |
専門領域 | 画像診断 |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 検診マンモグラフィー読影認定医A判定 |
コメント | 専門性の高い画像診断により急性期医療、癌診療等に貢献できるように尽力致します。 |

役職 | 副部長 |
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氏名 | 森下 博之 |
卒業年 | 平成3年 |
専門領域 | 画像診断、IVR、救急 |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 日本IVR学会専門医 腹部ステントグラフト指導医 |
コメント | 救急疾患の画像診断・IVR治療に尽力したいと考えております。 |

役職 | 副部長 |
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氏名 | 山田 香織 |
卒業年 | 平成15年 |
専門領域 | 画像診断、泌尿生殖器領域CT・MRI |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 日本核医学会専門医 日本核医学会PET核医学認定医 検診マンモグラフィー読影認定医AS判定 |

役職 | 医長 |
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氏名 | 一条 祐輔 |
卒業年 | 平成17年 |
専門領域 | 画像診断、IVR |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 日本IVR学会専門医 日本核医学会専門医 日本核医学会PET核医学認定医 |

役職 | 医長 |
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氏名 | 吉田 麻里子 |
卒業年 | 平成21年 |
専門領域 | 画像診断 |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 検診マンモグラフィ読影認定医師 |

役職 | 医長 |
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氏名 | 松浦 莉加 |
卒業年 | 平成22年 |
専門領域 | 画像診断 |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 |

役職 | 医長 |
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氏名 | 山下 政矩 |
卒業年 | 平成24年 |
専門領域 | 画像診断、IVR |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 日本IVR学会専門医 腹部ステントグラフト指導医(Excluder/Endurant) 胸部ステントグラフト実施医 (TAG) |

役職 | 医師 |
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氏名 | 西岡 友佳 |
卒業年 | 平成23年 |
専門領域 | 画像診断 |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 |

役職 | 医師 |
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氏名 | 林 佑希子 |
卒業年 | 平成26年 |
専門領域 | 画像診断 |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 |
役職 | 業務援助 |
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氏名 | 早川 克己 |
卒業年 | 昭和49年 |
専門領域 | 画像診断 |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 日本医学放射線学会 研修指導者 日本IVR学会IVR専門医 |
コメント | 新生児の神経画像診断を得意としています |
役職 | 非常勤 |
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氏名 | 木津 修 |
卒業年 | 平成5年 |
専門領域 | 画像診断 |
認定医・専門等資格名 | 日本医学放射線学会 放射線診断専門医 日本核医学会専門医 日本核医学会PET核医学認定医 検診マンモグラフィー読影認定医 |
診察担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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病診
外来 |
佐野 | 林 | 西岡 | 吉田 | 松浦 |
IVR
外来 |
一条 | 一条 | 一条 |
診療方針
- GECT750HDなどで低被曝で高画質の画像を提供し、dual energyCTをルーチン用いて、造影剤の低減、CTアンギオの抹消描出、肺動脈血栓描出向上に繋げています。世界最高機種の3テスラMRIを導入し、脳梗塞、動脈瘤、膵疾患、前立腺癌などの描出向上になりました。検査目的にあった有意義な検査を安全に施行し、三次元画像も作成しながら、より有益な画像情報を提供します。放射線診断専門医は多数在籍し、音声入力レポートソフトも使って報告書を作成しています。当院は日本医学放射線学会認定放射線科専門医総合修練機関です。
- インターベンショナル・ラジオロジー(IVR)を行い、腫瘍や救命救急治療などの診療に貢献します。当院は日本IVR学会IVR専門医修練認定施設です。
診療実績
2014年度 IVR実績
Vascular | 数 |
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シャントPTA | 71 |
CVカテ留置 | 45 |
CVポート | 59 |
肝動注リザーバー留置 | 3 |
頭頚部癌動注 | 13 |
SMAステント | 2 |
SMA血栓吸引・PTA | 2 |
TACE | 17 |
喀血へのBAE | 3 |
EVAR後エンドリーク塞栓 | 1 |
UAE | 2 |
肺AVM塞栓 | 1 |
脾動脈瘤塞栓 | 2 |
頭頚部腫瘍術前塞栓 | 3 |
腎AVM塞栓 | 1 |
消化管出血に対する塞栓術 | 2 |
肝・脾外傷に対する塞栓術 | 2 |
骨盤外傷出血に対する塞栓術 | 2 |
鼻出血に対する塞栓術 | 3 |
腎出血に対する塞栓術 | 4 |
EVAR | 4 |
合計 | 242 |
Non vascular | 数 |
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CT下生検 | 11 |
膿瘍ドレナージ | 4 |
PTCD | 2 |
気管ステント | 1 |
合計 | 18 |
患者さまへ
インターベンショナル・ラジオロジー(IVR)についてご説明します。
IVRとは、Interventional Radiologyの略であり、画像診断の装置や技術を用いて、治療などを行うことをいい、患者さまへの体の負担(よく侵襲度といいます)が少なく、十分な検査・治療を行うことが出来ます。
IVR手技には、血管系に対するIVRと非血管系分野のIVRに大別されます。血管系IVRに含まれる内容には、血管性病変に対するIVR(血管狭窄あるいは閉塞に対する血管形成、動脈瘤や動静脈奇形の塞栓、さまざまな出血に対する血管塞栓による止血、大動脈瘤に対するステントグラフト挿入術など)や、悪性腫瘍に対するIVR(腫瘍を栄養する動脈への動注化学療法あるいは動脈化学塞栓療法など)があります。
腫瘍に対する動脈塞栓術は、子宮筋腫や腎血管筋脂肪腫といった良性の腫瘍にも応用されています。またこのほかにも局所動注化学療法のためのリザーバー・カテーテルシステムの留置や門脈圧亢進症における門脈―体循環短絡塞栓、脾機能亢進症に対する部分的脾塞栓術、肺塞栓防止のための下大静脈フィルター挿入なども血管系IVRに含まれます。非血管系IVRに含まれる内容も多岐にわたりますが、血管以外の管腔臓器の狭窄や閉塞に対する治療(胆道、気道、消化管、尿路)や体腔内液体貯留(胸水、腹水、膿瘍など)に対するドレナージ、などが含まれます。
また悪性腫瘍に対する治療法として、経皮的直達治療(経皮的腫瘍内エタノール注入、ラジオ波を用いた焼灼療法)があります。
当科は日本IVR学会専門医修練認定施設であり、専門医資格を有している森下が中心となり、血管内治療を中心に血管造影・IVRを行っています。
- 当科の主なIVR手技 -脳血管系、心臓を除くほぼ全ての領域のIVR -
- 肝細胞癌のカテーテルを用いた経動脈的塞栓術
- バルーンカテーテルを用いた胃静脈瘤硬化療法(B-RTO)
- 肝細胞癌/転移性肝癌に対するリザーバー留置
- 癌全般のカテーテルを用いた動注療法
- 頭頚部腫瘍、膀胱腫瘍、子宮腫瘍を主に行っています。
- 喀血に対する気管支動脈塞栓術
- 急性膵炎に対する動注療法
- 子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)
- 当院では、10年以上に渡って、放射線科と婦人科の協力体制で子宮動脈塞栓術を行っております。適応につきましては、婦人科の外来を受診し、ご相談下さい。以前は自費診療で50万円程度の費用が必要でしたが、保険適応のある塞栓物質が厚労省によって認められたため、子宮動脈塞栓術は保険診療により行うことができるようになりました。入院期間は、火曜午前入院で金曜退院の3泊4日が標準です。
- 交通外傷に伴う動脈出血に対するカテーテルを用いた動脈塞栓術など
- 当院は救命救急センターであり、交通外傷に伴う肝臓、腎臓、脾臓の大量出血や骨盤骨折の大量出血、大動脈損傷などに対しIVRを用いた止血処置を行い救命に貢献しています。
- 消化管出血に対する塞栓術
- 透析シャントに対するバルーンカテーテルを用いた血管拡張術
- 多発性嚢胞腎に対する塞栓術
- 常染色体優性多発性嚢胞腎診療ガイドラインに掲載されている治療法です。多発性のう胞腎による症状を緩和するために、腎臓に行く動脈を塞栓して腫大した腎臓を小さくします。
- 大動脈ステントグラフト挿入術
- 平成19年6月5日にステントグラフト実施基準管理委員会が発足し、ステントグラフト施行資格基準が設けられました。当院もステントグラフト実施施設に承認され実施可能となりました。
- CTガイド下生検
- CTガイド下膿瘍ドレナージ
- 経皮的椎体形成術
- 骨粗鬆症や癌の転移により潰れた背骨(脊椎圧迫骨折)に針を刺し、そこから生体用のセメント(骨セメント)を注入することで潰れた背骨(脊椎圧迫骨折)を固める治療方法です。圧迫骨折を起こした背骨を骨セメントで補強することにより、痛みをやわらげることが出来ます。
- 中心静脈カテーテル/ポート留置
連携病院・開業医の先生方へ
地域の先生方にご利用いただきやすいよう、予約センターを通じて画像検査の依頼を受けています。レポートにはなるべく参照画像を添付し、当日にご報告しています。検査の注意点につきましては、当院で作成したCT,MRI,造影剤の説明書をご参照ください。造影CTや造影MRIをご依頼される場合は腎機能(BUN,クレアチニン)のご記入を予約時にお願いいたします。