リハビリテーション科
患者さまにとって実用的な日常の諸活動を実現するように支援し、QOL(生活の質)の向上をめざします。
スタッフ

役職 | 部長 |
---|---|
氏名 | 池田 巧 |
卒業年 | 平成5年 |
専門領域 | 運動器リハビリテーション、痙縮(ボトックス、ITB療法)、義肢装具、摂食嚥下障害 |
認定医・専門等資格名 | 日本リハビリテーション医学会 指導医・専門医・認定臨床医 日本整形外科学会 指導医・専門医・運動器リハビリテーション医・脊椎脊髄病医・リウマチ医 日本リウマチ学会 専門医 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 身体障害者福祉法15条指定医 義肢装具等適合判定医師 京都府立医科大学 臨床教授・客員講師 日本リハビリテーション医学会 代議員 日本リハビリテーション医学会 近畿地方会幹事 中部日本整形外科災害外科学会 評議員 |

役職 | 副部長 |
---|---|
氏名 | 栗林 正明 |
卒業年 | 平成14年 |
専門領域 | 股関節外科 |
認定医・専門等資格名 | 日本整形外科学会認定専門医 日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医 |
2018年7月現在
常勤医師2名、非常勤医師2名、理学療法士15名、作業療法士6名、
言語聴覚士6名(うち非常勤2名)、マッサージ師1名(嘱託)
取得資格等
- 3学会合同呼吸療法認定士:10名
- 心臓リハビリテーション指導士:10名
- がん患者リハビリテーション研修 修了者:13名
- 日本作業療法士協会認定作業療法士:1名
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士:1名
- 健康運動指導士:1名
- 京都府糖尿病療養指導士:1名
- LSVT LOUD 認定者:1名
- 社会福祉士:1名
- 介護福祉士:1名
- 福祉住環境コーディネーター2級:2名 3級:1名
当院のスタッフは多くの資格を有しており、専門的なリハビリテーション治療に従事しています。
診療方針
- 急性疾患や外傷によって障害を生じた患者さんに、早期からリハビリテーション治療を提供し、機能改善をはかります。
- 理学療法、作業療法、言語聴覚療法が一体となって患者さまとご家族を支援し、機能改善に全力を尽くします。
- 患者さまが安心して治療を受けられるように、科学的根拠に基づいた治療を提供します。
- 京都府の地域医療支援病院として近隣施設との連携をはかり、地域リハビリテーションを推進します。
診療実績
新規患者数(2019年1月〜2019年12月)
疾患名 | 患者数 |
---|---|
脳卒中その他脳疾患、脳外傷 | 640 |
脊髄損傷とその他脊椎疾患 | 334 |
リウマチを含む骨関節疾患 | 898 |
脳性麻痺を含む小児疾患 | 51 |
神経筋疾患 | 89 |
切断 | 4 |
呼吸・循環器疾患 | 901 |
その他(がん、廃用症候群、熱傷など) | 604 |
リハビリテーション治療部門別実施件数(2019年1月〜2019年12月)
診療・治療名 | 件数 |
---|---|
理学療法 | 40,833 |
作業療法 | 11,667 |
言語聴覚療法 | 4,275 |
摂食機能療法 | 7,597 |
患者さまへ
- 各科主治医からの依頼に応じてリハビリテーション科医が診察し、適応を判定し、病態や障害にあわせてリハビリテーション治療(理学療法、作業療法、言語聴覚療法)を選択します。
- 対象疾患は診療実績で紹介させていただいた急性期疾患を患った入院患者さまです。
- 各担当療法士が患者さまの状態を評価し、速やかにリハビリテーション治療を開始しています。
- 急性期(約2週間)が過ぎれば、連携している近隣の回復期リハビリテーション施設や介護施設などの専門施設への転院または通院に移行していただき、患者さまが早期に社会復帰を果たしていただくように支援しております。
- 原則として外来患者さまのリハビリテーション治療は行っておりません。
より詳しい治療法の説明
連携病院・開業医の先生方へ
- リハビリテーション科の施設基準としては、脳血管疾患等リハビリテーション(I),運動器リハビリテーション(I)、呼吸器リハビリテーション(I)、心大血管疾患リハビリテーション(I)、廃用症候群リハビリテーション(I)、がん患者リハビリテーション料を取得しており、あらゆるリハビリテーション対象者に対応しています。
- ICU・HCU・NICUの入院患者さまから早期に介入し、看護師とともに早期離床をはかっております。
- 地域連携パス(大腿骨頸部骨折・脳卒中)を運用することで、回復期リハビリテーション施設への速やかな移行と治療連携をはかっています。
- 心臓リハビリテーション指導士取得者6名、呼吸療法認定士取得者6名が在籍しており、急性期リハビリテーションを安全に実施できるように研鑽を積んでいます。
- 必要な方に対しては術前からの介入を開始し、手術・治療に伴う運動機能・日常生活動作の低下を最低限にするように努めています。